Commissioned Report
Language:
Japanese

平成30年度海外におけるCO2排出削減技術評価・検証事業委託業務報告書 

Contributor: 
2019-03

エネルギー対策特別会計を用いた海外でのCO2排出削減事業の効果測定、優先順位付け等に貢献することを目的に、以下の業務を実施した。
(1)海外のCO2排出削減事業の事業実施後におけるCO2削減効果の検証として、JCMスキームが実績を重ねつつある状況において、JCMスキームが優れた低炭素技術の導入にいかに貢献するか評価するために、現状におけるJCMスキームの優位性の検討を、1)海外のCO2排出削減事業の事業実施後におけるCO2削減効果の検証、2)JCMスキ-ムを活用した低炭素技術の優位性の評価・検証、3)ケーススタディとの比較におけるJCMスキーム優位性の評価・検証にかかる調査を通じて行い、評価・検証のため、調査結果をまとめた。

(2)環境インフラ展開 にかかる調査として、1)基礎情報(調査対象21か国別の政治体制、税制状況、関係省庁の所管/産業構造・規模、経済状況/近年の国家プロジェクト(インフラ関連)への投資額/日本との政策面、貿易・投資面での関係(日本企業数等)/海外からの投資額の推移/金利、資金調達状況)、2)環境・エネルギーに関する動向(関連法制度、規制、促進施策(補助、税制優遇等)/環境・エネルギー関連政策や計画、電気料金、電源構成、FITの導入状況や買取価格/電力需給状況、送電網の整備状況/JCMやJFJCMで導入可能性のある低炭素技術の普及状況と日系企業の実績及び競争力)、3)産業分野における省エネ動向(鉄鋼、化学、セメント、紙・パルプ業界等において導入されている省エネ技術)について調査・分析し、結果をとりまとめた。
(3)低炭素技術の国際的評価と効率的な普及方策を提案すべく、調査対象国インドにおける調査活動を通じて、1)日本の低炭素技術の国際普及に向けた技術マッチメイキング・プラットフォームの効果の評価とその強化策の提案を行い、調査対象国タイにおける調査活動を通じて、2)JCM スキームによる低炭素技術の国際普及による効果等の評価及び同技術のさらなる普及策の提案を行った。インド・タイにおける調査活動結果について、3)国内検討会を開催し、関連民間企業間や関係者等の情報共有を促進し、活動を総括した。