Research Report
21世紀の環境と新発展パターン
Language:
Japanese

21世紀の環境と新発展パターン

Series: 1999-11

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21世紀の環境と新発展パターン20世紀に入ってからの開発は資源・エネルギーの急激な利用拡大と大量生産、大量消費、大量廃棄を促進する社会経済システムで特徴づけられる。このような産業活動の拡大と社会システムは、先進工業国、特に米国・西ヨーロッパや日本に集中し、こうした発展パターンが持続可能でないことは多くの識者が指摘するとおりである。ところが貧困に悩むアジアなどの開発途上国にとっての具体的な発展のモデルは米国を頂点とする現在の先進国に求めざるを得なかった。急速に進行する経済活動のグローバリゼーションは、問題を地球大に拡大している。循環社会を基調とした21世紀型の新たな発展パターンが先進国にも途上国にも求められる。
本書では新しい発展パターンを検討するため、エネルギー・資源・情報・農業など個別分野や今後の開発の方向、特にアジアでの取り組みに関する論考を集成した。

序論環境に配慮した持続可能な新発展パターンを求めて 松下和夫
第1章 環境配慮型市場経済の形成と物質循環 三橋規宏
第2章 新しい発展パターンとエネルギー 槌屋治紀
第3章 ニューエコノミーとエネルギー 槌屋治紀
第4章 情報技術(IT)革命のインパクト 室田泰弘
第5章 企業ガバナンスにおける情報公開の役割 C. ターモスハイゼン
第6章 持続可能な水戦略 村瀬 誠
第7章 持続可能な農業と農村開発へのトレンド 原 剛
第8章 アジアにおける新しい開発パターン 福川伸次
第9章 インドにおける新たな発展パターン H. スリニバス
第10章 中国の環境政策における新発展パターンとイノベーション 張坤、夏光
第11章 21世紀にむけての国際開発 K. ベザンソン
第12章 求めずに楽しむ-持続可能な発展パターンへ向けて K. S. パリキ
第13章 アジアにおける新発展パターンをめざして 広野良吉

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338